「クリストとジャンヌ=クロード展」はじまります
クリスト。
その名はご存じなくても、インパクトあるその作品を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
コロラドの谷に巨大なカーテンをかけ、フロリダの島々をぐるっと包み、日本の農村とカリフォルニアの砂漠にたくさんの傘をたて、ニューヨークのセントラルパークに布製の門を7000以上も設置するなど、自然とひとの営みの大胆なコラボレーションを実現するアーティストです。私は環境アーティストだと思っています。
クリスト氏と二人三脚でこれらのプロジェクトを実現してきた奥様・ジャンヌさんは、惜しくも昨秋他界されてしまいましたが、おふたりのいままでの歩みと、これからのプロジェクトを一覧できる展覧会が2/13(土)から六本木ミッドタウン内21_21(ツーワンツーワン)ではじまります。
よろしかったらぜひご覧になってみてください。
クリスト氏と奥様は、粘り強い交渉でプロジェクトを実現し、また、その資金をプロジェクトの計画時に作成するドローイングの販売などで自分たちで稼ぎ出します。この点で私はたいへん見習うところが多いのです。
また、この展覧会にあわせてクリスト氏ご本人が来日されて、レクチャーします。
詳細は、本展についてのトップページ
http://www.2121designsight.jp/candj/index.html
の上部右側にある「関連プログラム」をご覧ください。
そして、クリスト氏と奥様のホームページです。
http://www.christojeanneclaude.net/index.shtml
過去の美しい作品が、トップページの左端にあるSome Artworksのプルダウンから見ることができます。
こころ躍るこの展覧会について教えてくれたのは、私の親友。
持つべきものは友。自分のアンテナが届かないところで、アンテナを張ってくれるひとがいるようなものです。みなさんにとってこのブログもそうした役割を果たせますように、と願っています。