「親子で紙ヒコーキ作り」無事終了!
好天のうえ風もおだやか、と条件に恵まれた日曜日、16名のご参加者とスタッフ11名(うち9名がボランティアとしてご協力いただけました)紙ヒコーキ作りを行いました。
紙ヒコーキの魅力に気づくのには時間も言葉もいりません。
角材のスレンダーな胴体にシンプルな翼をとりつけただけの紙ヒコーキを輪ゴムのカタパルト(発射装置)で発射すれば、上昇気流にのって大きな螺旋を描くくらい飛ぶのですから。
自分が飛ばした紙ヒコーキを目で追っていると、独特の浮遊感覚が楽しめます。
とはいっても、シンプルなものほど奥が深いのは紙ヒコーキもご他聞にもれず。
「すっごく飛んだなぁ」と思っても、ストンと地面に落ちたあとはその衝撃で微妙にバランスが崩れるために、再度飛ばす前に調整を加えてあげる必要があります。
この作業がまた紙ヒコーキへの愛着を増すのです。
もうひとつ、紙ヒコーキへの想いをかき立てられる要素は「喪失感」(笑)。
とにかくよく飛ぶので、広い原っぱでは着地したところが目視で確認しきれないため、着地したと思われるエリアで自機を探しまくることになります。
苦心して作った自分の機だから、探す気持ちにもおのずと熱が入りますよ、ホント。
子どもたちは探すのに大苦戦していましたが、心優しき歴戦の「紙ヒコーキ野郎」がいっしょに探すとフシギと見つかるのです。そのときの子どもたちのうれしそうな顔といったら。
当初の終了時間である14時に中締めをしたあとも、肌寒さを感じる16時前まで、オトナも子どもも繰り返し紙ヒコーキを飛ばしていました。
目線が低い活動でしたが、たくさんのひとが共有するスペースで安全に活動を行うためにはなるべく多くの方々のご協力が必要でした。ご協力いただいたボランティアのみなさんにこころからお礼申し上げます。
また、ご参加いただけたみなさん、ほんとうにありがとうございました!