サルオガセがみごとな樹林帯。ここはまだ序の口。 |
烈風に耐えて生き抜くハイマツ。 |
花崗岩の固まりが冷たい炎のよう。 |
小さな水滴が清らか。 |
雨上がりの陽に照らし出されるマスタケ(?)の群生(と登山者の頭頂部w)。 |
赤くなったナナカマドが秋の訪れを示しています。 |
野呂川をはさんで日本第2の標高を誇る北岳をはじめとする白根(白峰)三山を西に望む山並で、古くから信仰の対象になっています。
停滞前線が張っていてなんとか山梨県エリアは天気がいいかな、と思ったのですが、やっぱり雨に降られました。
高校生だった頃の秋にでっかいキスリングで行ったのが今は昔。
サクッと1泊2日でゆっくり歩けました。
それどころか、いまはトレイルランニングはじめスピード化しているため、日帰りのひとも多くなっています。
天然林のなかは、キノコの楽園。
食えるんだか、食えないんだかはわからないものが大半ですが、いろとりどりのキノコが登山道脇に生えているのは愉快なものです。
また、花もたいへん多かったです。
え、どんな花があったかって?
ここにたいへんわかりやすく記してありました。→ こちら
とってもよくまとまっているサイトですね。たいへんです、ここまできちんとアップすることは。
いかがですか? 健気な花が多いでしょ?
改めて歩いて感じたことは、鳳凰三山は「あの頂に登るぞー!」というスポーツ感は少なく、山の趣をエリア全体で楽しむのにもってこいの山域といえます。
少しゆっくりと登山道のわきに目を凝らすと、小さく、いとおしい世界がきっと見つかりますよ。
小連休にゆっくり泊まりながら歩いてみることをオススメします。
Penguin Cafe Orchestra "Music for a found Harmonium"