ミストシャワーのような雨が降るなかを日の出山へ。 これもまたステキなひととき。 |
いつもお世話になっている東雲山荘も、若い人が多いとパワーハウスになる。 |
女性にも大人気だった薪割り。ストレス解消にもってこいなんですって♪ |
翌日も雨でしたが、寝不足でも元気満点のみなさん。 |
このふたりもシェアハウスで知り合ってまだ3ヶ月。 まるで旧知の友のようにみえます。若い人っていいなあ。 |
本活動は、地球野外塾創立以来はじめての受注型カスタムメイドの活動でした。
とはいっても、過去に地球野外塾が手がけた「ダンボール燻製」と貸切山小屋を使ったトレッキングの要素をかけ合わせた、私たちにとってはなじみ深くて自信をもって進行できる内容です。
地球野外塾の活動をユニークだと判断してくださった港区高輪のアウトドアをモチーフにしたシェアハウス「TENTMENT」さんからのご要望に応えて、ご入居者とそのご友人やご家族などを対象に、いっしょに企画&実施したのです。
20代後半の男女のみなさんあわせて8名のご参加者と、スタッフ3名、あわせて11名でした。
当日はあいにく梅雨前線の影響で細く降る雨天でしたが、参加者のみなさんは至って元気!
初日は御岳山から日の出山そばの東雲山荘までの行程でしたが、はじめて買ったレインスーツやザックのパフォーマンスを試したいと、3名の男子はビールを買いに、再び御岳山と東雲山荘を雨のなか往復していました。
そういうの、とってもいいですね。
自分のビギナーだった頃を思い出しました。
そのあいだ、残りのメンバーは、薪を割ったり、ダンボール燻製の用意をしたり。
みなさん、すっごくセンスよかったですよ。
とにかく、なにかひとつでも経験を積みたい、という想いがあふれているんですね。
オトナだけのキャンプというのも、野外塾としてはたぶん初めての体験でしたが、これもまた新鮮な体験でした。
とくに男女を問わず人気があったのは、薪割り。
はじめのうちこそ手を切るんではないか、と思うようなアブナッかしい感じでしたが、あっという間にじょうずになって、山小屋のなかに「パッカーン」と薪がきれいに割れるすがすがしい音が響くようになりました。
雨天にとざされた山小屋の時間をたっぷりと楽しみ、燻製がちょうどできあがる頃に、ビール買い出し班がタイミングよく戻ってきて、そこからはにぎやかな飲み会に。
この活動ではじめて出会う参加者の方々もいらっしゃいましたが、アッという間に打ち解けて、顔がほころんでいるようすをかいま見ることができて、主催者としてもホッとしました。
翌日もやや雨が残るなかを出発。
この日のゴール、つるつる温泉に着く頃には晴れ間も覗いて、温泉に入ったあとはまたアフター会に花を咲かせようとしていました。
アウトドアでひとが活動するとき、考えや行動がとてもシンプルになって、自分のほんとうの姿が出てきます。
若い男女のみなさんがアウトドアで談笑するようすをみていると、こういうところで理解し合って、新しい出会いの場になってもフシギではないなあ、と微笑ましく思えました。
いまの若い人たちも、熱い気持ちと仕事に対する情熱と、ひとに対する思いやりを十分に持ち合わせていることが改めてわかる、楽しい活動でした。
これからも、みなさんとごいっしょできますことを楽しみにしています♪