田村さんからエサになるイソメ(ゴカイ)のつけかたを教わる。 |
自分の最初で最後の釣果! 透き通るからだとトボケた顔。 |
田村さんはアッという間にきれいな「ハゼの開き」を作っていく。 |
釣果では面目がなかったM君だけど、釣り好きだけあってさばきはさすが! |
この活動は、過去の「多摩川カヌー探検隊」参加者を対象にした招待制で無料の活動でした。
当日は、3名の参加者でしたが、田村さんの舟に乗って船上での釣りとしゃれこむことができました。
大師橋の下でまず糸を垂らし、そのあとはやや上流に移動して田村さんオススメの浅瀬で再び糸を垂らしました。
田村さん曰く「今日は入れ喰いだよ」とのことだったのですが、「田村さん以外は」けっこう苦戦。
田村さんはホイホイと釣りあげます。
笑ったのは、釣り好きで釣り竿2本ほか「フル装備」で参加した中学2年生が大苦戦し、「生まれてはじめて」釣りをする、というふたりが奮闘したこと。
田村さんが事前に採ってくれたイソメ(ゴカイ)をエサに使ったひとと、そうでない疑似餌を使ったひとで釣果に明らかな差がでました。
ジツは、自分はゴカイが触れません。
今回は、ハサミで刻んだゴカイのパーツを針に射そうと思いましたが、やはりムリ!
ミミズならばだいじょぶなのに。
そこで、グミのような素材でできた疑似餌を使ったのですが、こいつでは全然釣れません。当たりはくるんですが、がつんと食いついてこないのです。
みかねた田村さんが終盤にアオイソ(ミミズみたいなやつ)を針につけてくれて、ようやくこの日最初で最後のハゼを釣り上げることができました。
結局、M君も私と同様、釣り上げたハゼは1匹だけ。しかし、彼が私と違ったのは、さばきはじょうずだったこと。さすが釣り好き。
田村さんの教えをイッパツで飲み込み、小さなハゼの背骨に沿ってうまく身を開いていました。
おみやげには、田村さんがみなさんに事前にさばいたハゼの開きをつけてくれました。
これでそれぞれのご家族にハゼのおいしさを体験していただくことができます。ホッ。
ハゼの開きに、少し小麦粉を振って少量の油でサッと揚げれば最高のスナックに。
淡白で軽い食感がクセになる、多摩川の恵みです。
つぎにハゼを食べられるのはいつかな?
次は全部自分で釣り上げたハゼを食べたいものです。