たくさんのお申込に応えられるよう、提灯も新たに届きました。 |
提灯下げて、ホタルが光る谷間に向かいます。
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当日は北から寒気が入ってきて大気の状態が不安定でしたが、1滴の雨にも降られずに逃げ切ることができました。
ホタルのお出まし状態もとてもよく、ご参加者のみなさんから感嘆の声があがりました。
過去の活動に参加してくれたお子さんたちも多かったのですが、ホタルを見つけるたびに「ほら、あそこに! ほら、あそこに!」と声をあげられるのもわずかの間。
谷間の奥でクリスマスツリーのランプが明滅するようにホタルの光がともり始めると、もうあまりの数に沈黙していました。
それでいいんです。
だって、主催者の私たちでさえ、あのどこか気高いホタルの光の明滅にもっともふさわしいのは「沈黙である」と思うのですから。
ひととき、夜の冷気のなかで興奮したあとに子どもたちを見舞うのは、ものすごい眠さです。
帰りの電車のなかであまりの眠さにムズかるようすを見るのはつらい。
でも、それはお子さんたちがふだん早寝早起きのリズムで生活している証でもあり、「正しい子どもの生活」に安心しました。
ちょっと眠くなっちゃうかもしれませんが、今週末以降もこころに残るようなホタル探しの夜が続きます。
ご興味ある方はぜひ私たちとごいっしょに、ホタル瞬(またた)く谷へと提灯下げていきませんか。