終日好天に恵まれてたどり着いた稚児落し。 |
フィフィを使って安全確保をしながら通過する3カ所の鎖場がハイライトでしたが、おふたりとも難なくクリアしました。
この日も快調に登っていました。快調すぎてフィフィをあまり使っていない。
しっかりした登りだったけれど、万一の事態というのは、その名のとおりごく稀に起きる恐れがあります。
それがいつやってくるのかわからないから「備える」わけで、だんだんそうした意味をわかってくれることと期待しています。
まだ年長さんだもんね。
このルートは今回を含めて全3回歩いているのですが、全参加者のなかで彼だけが気づいた「発見」があります。
途中で横切る高圧電線の鉄塔がJRに供給している電気用であること。
鉄道がダイスキな彼らしい発見でした。
こうした発見は生死には関係ありませんが、こころの余裕や豊かさには大いに関係ありますね。
山歩きは短い時間でたくさん歩けることが「ときには」確かに求められます。
でも、寄り道もまた大切です。
ひと昔前、山歩きは「文化人の遊び」だった時代がありました。
ご参加者には、山歩きという機会をつうじてぜひ見聞を広げていただきたいと願っています。
限られた時間のなかで所定のコースを歩き、なおかつ寄り道する。
その塩梅を加減するのが「地球野外塾流ファミリーハイク」の特徴かもしれません。
後日ご参加いただいたお母様からメールをいただきました。
息子は最近は「月1回のペースで山に行ってる」と人に言っているようで、もはや地球野外塾での「遊び」が日常になってきたのかなと思いました。
今回の発見。
彼は本当に岩場が好きなんですね。「次の岩場は?」がモチベーションになることに驚きました。
でも、いくらまだ5歳とはいえ、それなりに危ない場所にも行くようになってきましたし、集中力や危機意識を自分自身に持ってもらわないとですね。
今回の発見。
彼は本当に岩場が好きなんですね。「次の岩場は?」がモチベーションになることに驚きました。
でも、いくらまだ5歳とはいえ、それなりに危ない場所にも行くようになってきましたし、集中力や危機意識を自分自身に持ってもらわないとですね。
ご参加いただいたおふたりさん、本当にありがとうございました。
また、ご一緒してくださいね。