11/3 「地図にない道をゆく石老山ハイク」無事終了。

11/3(火/祝)、9名のご参加者(うち5名が小1から小4のお子さん)と2名の地球野外塾スタッフあわせて11名で、相模の名峰・石老山へ地図に表記されていない道を辿って登る活動を実施、晴天の下、無事終了しました。

市街地から林道へ、林道から尾根の末端に取りついてそのまま尾根沿いに石老山を目指す行程のうち、林道から尾根に取りつく箇所がこの活動のいちばんのポイント。
以前から荒れぎみで心細いふみ跡をトラバース(斜面を横切るような歩き方)していくところが「悪い」場所なのですが、前よりも悪くなっていて閉口しました。
悪い場所では迷うことなくロープを出しましたが、トラバースって、ロープの支点になる立ち木などがそばにないとサポートが十分にとれなくて困ります。

しかし、子どもたちは元気に(まるでカルガモの子どもたちのように)しっかりと付いてきてくれてびっくりしました。
子どもたちが付いてくると、お母さんたちも付いてくるんです。
金のガチョウみたいですね。

市街地でのじっくりと時間をかけた読図と、悪い場所で時間をとられ、石老山山頂に着いたのは15時。
早く下らないと下山途中の足場が悪いしなー、なんて思っていたんですが、ロープに心魅かれた子どもたちが「頂上についたらロープで遊びたい!」といっていたので、がんばったごほうびにロープを出すと綱引きをはじめました。
ひとがいない山頂で、綱引きというのもおもしろかったですが、かなりまじめに綱引きしていたため、引かれて転ぶ子も出たりして大笑いしました。

こころを鬼にして「さ、下るよ!」と下山を開始、郷愁を誘われるような夕方の下界を見下ろしながらどんどん下山。17時過ぎに暮れかかった相模湖駅で解散しました。

下山後、お母様方からメールをいただきましたのでちょっと引用させていただきます。まずはリピーターのお母様から。
私も子供達もとても楽しかったです!
等高線を読んだり、目印になる物を見つけたりとワクワクがいっぱい詰まった体験をさせていただきました。
次男が(注:現在地をピンポイントで確定するのに役立つものとして、頭上を通る)「電線!」と目をキラキラさせて言ってたのが忘れられません。
地図を読むって、空にも山にもすべてにヒントがちりばめられた宝探しのような、最高の遊びなんだなあと思いました。

そして三男も懸命に地図を読んでいたのが私にとって驚きでした。
いつも次男にくっついているだけのように見えてたので^^;

野外塾に来ると、日頃見えにくい成長がちょっと目に見えるような思いです。
海老澤さんがポロッと2人のことを「さすが野外塾育ち!」と言ってくださったのが2人にはとても嬉しかったようで、誇らしい顔をしていました。
頂上での縄跳びも綱引きも楽しかったです。
子供達の「遊びたい」という思いをいつも形にしてくださりありがとうございます。

楽しんでくださったようで、なによりです。
こちらのほうこそ、いつもありがとうございます♪

次は、はじめてご参加いただいたお母様から。

昨日はありがとうございました。
手と足を使っての山登りは初めてで、最初は大丈夫かなあと思いましたが、楽しかったです。
娘も楽しかったと話していました。
男の子たちのエネルギーはすごいですね。
びっくりしました。また参加したいです。

フルタイムで仕事をしているので、帰りの時間がもう少し早いと助かります。

はい! ごめんなさい。ついつい情け心が先立っちゃって…
すぐに別のお申込をいただき、ありがとうございました。

地図を読んだり、手足を使う山歩きって楽しいんです!
寒いこの時期だからこそ、空気が澄んで、木々の葉が落ちて、山は開放的に明るくなります。ぜひごいっしょしましょう。

ご参加いただいた親子のみなさん、サポートしてくださった見神理事、ほんとうにありがとうございました。