12/6(日)、新宿区立大久保図書館主催・地球野外塾ほか4団体が協力して実施した読書普及イベント
「おはなし森のわくわくキャンプ」が新宿区・大久保地域センターにて無事終了しました。
今年で連続4年めの実施となったこの日、午前11時から3時までの4時間に過去最多の100名様超(昨年記録は82名様)にご来場いただけました。
ただ、今年は開催時間を2時間延長した4時間と昨年の倍になったのに、ご来場人数は3割弱増に留まったので、この点は来年に活かす材料です。
会場となった多目的ホールの入口正面に自由にラクガキできる「お絵描きティピー」が聳え、ここを中心に5張のテントとカテゴリーごとに選ばれた図書のほか、ツキノワグマの頭蓋骨や毛皮、アジアの隣国の民族衣装などが、子どもたちの興味に応じて楽しんでいただけるよう配置されました。
ツキノワグマの展示は野生動物に興味をもっていただけるような図書との連携、そして各民族衣装はミャンマー語などの絵本の読み語りの布石になるなど、すべて図書につなげられるしくみをもっていたのがこのイベントの特徴。
「
体験と読書を結びつけて読書の普及を図りたい」というのが、主催者(新宿区)と各協力団体の共通した目標でした。
私たちとしてはこれからも
・心地よい空間で読書する楽しい機会をご提供したい
・体験の価値を高める自然科学や人文科学の本との出会いをサポートしたい
と強く願っています。
テントのなかでお子さんといっしょに本を読む保護者のみなさんや、読書の世界に没頭する子どもたちを目の当たりにすると、喜びが溢れ来ました。
ご来場いただいた親子のみなさま、そしてこのイベントのためにご協力し合ったみなさま、ほんとうにありがとうございました。