1/10「新春親子50kmサイクリング」無事終了。

羽田空港国際線ターミナルそばの多摩川0m地点で。
1/10(日)、5家族10名様のご参加者(うち年長さんから小4までのお子さん5名)とボランティアサポーター4名様に地球野外塾スタッフ2名あわせて16名で、多摩川沿いに50kmを走る新春恒例の「多摩川50kmサイクリング」を実施、好天とほぼ無風の絶好の条件で全員がケガなく無事完走しました。
新年初の無事故で終了報告は、じんわりと喜びが沸き上がってきます。
二子玉川駅そばの多摩川左岸。
整備が進んでだれもが楽しめる場所です。
この日は、多摩川河川敷でどんど焼きをしている地区が何カ所もあり、また南側に面した堤ではたくさんの方々がランニングしたり、親子で遊んでいたりと、お正月明けの和やかな雰囲気いっぱいでした。

前年まで自転車をお貸しいただいた業者さんが廃業してしまい、今年ははじめて利用するレンタサイクル屋さんにサポートしていただきましたが、実施1週間前までお申込が伸び悩んでいたので、予約台数に穴を開けないかと心中おだやかでありませんでした。しかし、最終週に定員10名様に至るお申込をいただいてほっとしました。
スタート後、北西に進んで等々力アリーナそば通過。
また、出発/ゴール地点をはじめて東急東横線・多摩川駅に設定しました。
多摩川駅からまず北西に走って狛江でUターンし、次は南東に走って羽田空港国際線ターミナルそばの多摩川0m地点を目指します。そこで再びUターンして多摩川駅でゴールするコース取りです。
ゴール地点が従来の小田急線・和泉多摩川駅よりも少しですが都心側になったので、疲れて帰路に就くご家族に好評でした。

50kmは、ふだん自転車に乗っていてもご近所で乗るくらいの方(世の中の大多数のひとがそうですよね!)にとっては長い距離です。そして同時に、自信につながるひとつの区切りになる距離です。
(本州の長さが約1300kmですから、自転車で1日50kmを乗れれば、1ヶ月で青森県の竜飛崎から山口県の下関まで行けちゃうんですよ。)

30km過ぎるとときどきお尻をあげたくなる。
お尻の痛みなど、慣れない痛みと闘った方もたくさんいらっしゃいましたが、親子どうし、またごいっしょした参加者どうしがそれぞれ奮闘しているようすをチラ見しながら走ると、いつも以上にがんばれるのです。
50kmを漕ぎきった年長さんとお父さん。
この日は、年長さんがはじめて50kmを走り抜きました。
子どもの底力というのはすごいものだなー、と本当に驚きました。
この子もすごいけれど、自分のいつものペースと違う速さで50kmを走り抜いたみなさんもすごい。
なかには、変速機がない自分の自転車で漕ぎきった小4の女の子もいました。
自分の最適ペースで走っちゃうとラクだったりするのですが、チーム全体の流れに合わせるのにはいっそう持久力が求められます。
「やりたい」と思ったことに実際に申込して、体調を管理して、当日を迎えて、場に応じた力の出し方で走りきる。
その過程を考えると、ちょっとでも「やりたい」と思ったひとを分母にした何十分の1のひとだけが完走できるのです。
かつては地球野外塾の参加者だった子どもたち。
今は地球野外塾を支援してくれる頼もしいアニキたち。

後日、年長さんの女の子といっしょに完走したお父様からメールをいただきました。
日曜日はどうもありがとうございました。
親子だけでは挑戦できなかった50kmサイクリングに海老澤さんご夫妻はじめサポーターの方々がおられたからこそチャレンジさせてもらえたことに感謝しております。

この時期にしてはめったにない好条件ということもありましたが、親子で完走できてとても嬉しかったです。
参加する前は少し不安もありましたが、送っていただいた写真の娘が楽しそうに走っている姿を見てあらためて参加させてもらってよかったなと思いました。

娘も次は海老澤さんのにいつ行くの?とまた参加するのを楽しみにしております。
今後ともよろしくお願いいたします。
チャレンジさせてくださりどうもありがとうございました。
こちらのほうこそありがとうございます。
そして、完走おめでとうございます。

完走されたすべてのご参加者のがんばりにあらためて敬意を表するとともに、活動をサポートしてくださった地球野外塾育ちの大学院生・高校生の諸君、ときどきサポーター・ときどき参加者のバランス感覚にすぐれたお母さんサポーター様、そして自転車をお貸しいただけた東京サイクリングツアー&レンタサイクル様に深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。