ひとり親ご家庭の参加費優遇制度「チーター割」ご利用ください。

「チーター割」ってなに?
→ひとり親ご家庭を対象にした、自然体験活動ではおそらく日本唯一の継続的でご利用しやすい参加費割引制度です。

2025年はチーター割の運用を開始してから足掛け11年めになります。

補助の対象となる方:
活動にお申込いただいた児童扶養手当を受給しているひとり親ご家庭の親権者と子ども全員。
初回は児童扶養手当受給証明をご提出ください。 ご提出方法は受給証書を画像でメール送信していただくだけ。 児童扶養手当受給証明は年度変わりごとにご提出をお願いしていますが、その間のご参加は毎回ご申告の手間なくチーター割が適用されます。

2025年の補助内容
従前と変わらず、参加費4,000円以上の日帰り活動は2,000円/人×ご参加人数分(参加費が4,000未満の日帰り活動は1,000円/人)を割引いたします。
参加費がどなたでも一律500円の「体験格差是正活動」は割引の対象外といたします。

割引適用後の参加費は、募集記事に明記します。
お申込後に活動取消料が発生するような自己都合キャンセルの場合でも、割引された後の参加費を基に算出しますのでご負担が少なくなります。
ご利用方法:
お電話でのお申込では… 「チーター割で」とお伝えいただくだけ。
お申込フォームでは… チーター割ご希望欄にチェックを入れてください。

2016年10/1以降、ご利用しやすいよう運用をシンプルにしております。

割引制度を設けた背景

創立以来、ご参加者の一部はお母様とお子さんのひとり親ご家庭。
幾人かのお母様から確認できたご参加理由は…

母親ではサポートしきれない体験も子どもに必要だと感じて探していたところ、たまたま地球野外塾を見つけた」

と教えて下さいました。

ひとり親ご家庭、とくにお母さんと子どものご家庭は、所得が少なくなりがちなうえ、子どもの自然体験をお母さんとともに支える男手がないので、お母さんがひとりで準備→当日の安全管理→後かたづけをすることになって、ハードルが高いのが実情。
学校で実施してくれる自然体験がどんどん減少している事情の下、ひとり親ご家庭になんらかの割引制度が必要、という私たちの課題感から生まれたのがチーター割です。

「チーター割」の名称の由来

制度の運用方法と並行して制度にふさわしい名称を考えていたとき「チーターは母親だけで子育てをする」と知り、チーターへの敬意とともにこの割引制度を「チーター割」としました。そうとはいっても父子家庭もこの制度の対象です。

「チーター割」の継続のために…

この制度は、子供たちの「体験機会の平等」にご共感いただける方々からのご寄付が、なによりも「継続する動機」にとって大きな支えになります。

【チーター割を支えるご寄付
使用用途:すべてチーター割の原資に充てます。
ご寄付額:
ご寄付の額は100円以上いくらでもかまいません。大切に使わせていただきます。
その前提のうえで、3000円以上のご寄付は認定NPOを目指す私たちの原動力にもなるので、大変ありがたいです。日帰り活動のチーター割は原則2000円/人。3000円のご寄付は1.5人分の割引額に相応し、大きな支えとなります。
認定NPOとは? → わかりやすい説明はこちら

ご寄付方法:お手数ながらお振込をお願い申しあげます。
お振込先:
金融機関名:ゆうちょ銀行
口座名義:特定非営利活動法人地球野外塾
ゆうちょ銀行からのお振込
記号 10040 番号 97205291
他の金融機関からのお振込
店名〇〇八(読み ゼロゼロハチ)
店番 008 普通預金 口座番号 9720529

ぜひよろしくお願いいたします。

いままでの運営と今後

2015年6月、監事の方がソーシャルファンディングに挑戦して獲得してくださった約20万円の原資で始めた「チーター割」。
コロナ以前は1ヶ月当たり2〜5組のご家庭に対して本制度を適用し続けておりました。
チーター割を適用したご家族様からのご評価や、コロナ渦中でもいただけたご寄付に勇気づけられながら、本制度を継続しております。

子どもにとって体験が将来どのように結実するのか、を具体的に現すのはむずかしいです。
少なくとも、さまざまな体験をつうじて自分で判断・対処した経験が豊富な子どもたちは、試行錯誤しながら自発的に課題に対処する習慣が身につきます。
試行錯誤による小さな失敗や挫折からの立ち直り体験が、おとなになってからの引きこもりや燃えつきを防ぐのに有効だという研究結果もあります。
目標を定め、修正しながら生活する思考方法が身につくので、生き方に共感してくれる友人や配偶者と建設的で健康的な協力・共存関係を創り出せる、と私たちは予想しています。
この予想の行く先を見極め、この予想を現実にするためにも、チーター割を長く継続すると同時に、学力格差の是正の機運のかげで見過ごされがちな子どもたちの体験格差の解消に取り組み続けます。

みなさまからの応援も、ぜひよろしくお願い申し上げます。