野外食育活動・実例 「自分で見つけて摘んで作る七草がゆ」
活動のポイント
旧暦1月7日に自生の七草を自分で探し、摘んでおかゆに仕立てる活動でした。
あらかじめ図鑑をコピーした七草の写真を参加者に手渡し、冬枯れの田んぼとその周辺で七草を探します。やがて七草は図鑑に出ている姿とはまったく違う姿で厳しい冬をしのいでいることを知り、寒さを耐えて春を迎えた草を摘んで調理。
参加者は準備・本番・後片づけのすべての過程を体験します。驚くことに、子どもたちは「お料理」に強い興味と主体性をもって向き合います。自分で食べるものを自分で作る楽しさをとおして、食べ物への慈しみや食材がもつ本来のおいしさに自然と気づけるよう促すのが野外塾流食育活動です。