地球野外塾の安全第一
私たちのなによりもたいせつな役割が、参加者が安全に活動できるようサポートをすることです。
その方法として、もっとも重要で、効果的なのは「自分にいまどんな危険なことがおこり得るだろうか、どうやってその危険に対処できるのか」ということを参加者自身に考えていただくことです。
参加者をお客様扱いするあまりに参加者の行動の先読みをしたバックアップをとることは危険を「ないもの」としてしまう恐れがあります。
また、はじめから一方的に「こんな危険がありますよ」というセーフティトーク(安全説明)をすると「危険の種明かし」になってしまいます。
これでは、せっかくアウトドアで活動しているのに、いつまでたっても参加者自身が危険について考える習慣を身につけることができません。
地球野外塾の活動に参加していただいたら、いま起こりうる危険について考え、それに対処する方法を自分で考える習慣を身につけていただき、その習慣をご家族や仲間と一緒にいくアウトドア活動にも活かしていただきたいと願っています。
●私たちはこんな講習を受けています
上級救命講習(消防庁)
ファーストエイド、心肺蘇生法など
救急員養成講習(日本赤十字社)
ファーストエイド、心肺蘇生法の指導方法など
救急法基礎講習(日本赤十字社)
ファーストエイド、心肺蘇生法など
幼児安全法支援員養成講習(日本赤十字社)
とくに幼児のファーストエイド、心肺蘇生法など
CONEリーダー講習(NPO自然体験活動推進協議会)
アウトドアでの危険管理など
レスキュー3 SRT-I (レスキュー3ジャパン本部)
流水における事故予防とレスキュー方法
こうした講習は一回受講すれば終わりということはありません。繰り返しこうした講習を受講することでつねに危機意識を持ち続けることができますし、また最新の知識や技術を身につけることができます。
これからも必要な安全講習を積極的に受講して、そこで得た知識や技術を参加者とともに分かち合ってまいります。
レスキュー3の講習中のようす