梅雨の合間の爺ヶ岳日帰り登山
週末の土曜日は私用で信濃大町に向かいましたが、この日は残雪に光り輝く後立山連峰を「見るだけ」のお預け状態。
大町に泊まり、日曜はさわやかな天気。同行の旧友らと天気がよければ登ろうと前から話していた爺ヶ岳に登ってきました。
今年はあちこちの山で、暖冬の影響で残雪が例年よりも少ないといわれています。
この日、私たちがたどった種池山荘へと伸びる柏原新道では標高2000mを超えてはじめて残雪が登山道を覆うようになってきました。
アイゼンを出すこともなく登降できたので、やはり雪は少なかったといえるのかも。
稜線に出たら剱岳の雄姿が見られますようにと願っていましたが、あいにくガスが去来していて、下山時刻になっても見えず。
それでも、この時期にしては暖かい陽光に恵まれ、ひととき高山の趣を満喫することができました。
爺ヶ岳をピストンし終わって、種池山荘わきのベンチでのんびりとコーヒー飲みながら休んでいると、山好きな子らの顔が目に浮かび、気がつくと「この景色をこの時期にどうしたら見せてあげられるかな」と考えてました。
写真は種池山荘前の雪田から望む爺ヶ岳南峰と友人ら。
Brian Eno "Taking Tiger Mountain"