2024年、私たちは設立20周年を迎えました。
法人名 | 特定非営利活動法人 (NPO法人) 地球野外塾 |
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事業内容 | 「特定非営利活動に係る事業」として、自然体験教育事業ほか子どもの成長に資する事業。 |
設立 | 2004年 |
代表者名 | 海老澤一彦 |
所在地 | 〒142-0053 東京都品川区中延4-8-7 |
電話番号 | 〒03-3785-4617 |
メールアドレス | yagaijuku@gmail.com |
役割
だれもが自然のなかで「楽しく考えながら行動する」体験の機会を設け、その場で一人ひとりに沿ったサポートをしながら、ご自身の成長と社会の発展に役立つ知見を得られるよう導くのが、私たちの役割です。
参考:定款・第3条(目的)
「この法人は、子供から大人まで、幅広い年齢層を対象に、地球上のさまざまな自然を教室とし、自ら体感しながら考え、創造的に実践できる、次代の日本、あるいは世界を担う人材を育成することを目的とし設立する。」
沿革
1970年代、早稲田大学探検部のOBらが、子どもを対象に野外体験活動をくりかえし実施していたのが私たちの取り組みの源流です。
80〜90年代に活動がいったん途絶えたため、2004年に当時のメンバーらがふたたび集まって特定非営利活動法人の法人格を取得、同年から組織的な活動がはじまりました。
【今】:重点課題
私たちがいま、子どもたちをめぐる本質的な課題として危惧・重視しているのは体験機会の格差で、この課題の解決のため何ができるのだろう、と模索中です。
子どもたちの体験機会の格差は、世帯収入の多寡だけでなく、保護者や子どもたち自身の体験に対する価値観によっても生じることが、活動をつうじてわかってきました。
私たちは一般的に、からだを使って作業をして試行錯誤する機会が、ひと昔の生活に比べて激減しています。
からだを使って生活を整え、バランスよく生産と消費を繰り返しながらリアルな生活を継続するためには、失敗する経験も含めたさまざまな体験が必要です。
そのためには「いかなる環境下にある人ともいっしょに成長につながる体験をしよう。」と願って活動を模索中です。
【あゆみ】:先駆的な取り組み
私たちは、社会的課題の推移を鑑みて、自然体験を活用していち早く次のような取り組みをはじめ、いまも継続中です。
【1】体験格差是正への取り組み
- ひとり親ご家庭の参加費優遇 2015年〜
- 発達に特性ある方のバリアフリー体験 2015年〜
- だれでもワンコイン自然体験 2024年〜
【2】野外での重大事故予防への取り組み
- 地図やGPSを使って参加者が先導するハイク 2010年〜
- ライフジャケット普及を目的とする親水活動 2010年〜
- ハンドサインを使うサイクリング活動 2012年〜
【3】災害に備えた取り組み
- 災害時に役立つ自然体験 2010年〜
- 幼児の自力避難に役立つ運動支援活動 2015年〜
運営役員
代表理事 | 海老澤 一彦 |
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理事 | 中本 信義 (早稲田大学探検部OB会事務長) |
理事 | 鈴木 堅史 (ヒッポファミリークラブ理事) |
理事 | 見神 光弘 (前:初雁興業株式会社) |
監事 | 渡邉 一治 (株式会社ネットプロテクションズCFO、公認会計士) |