凡そ半世紀前の高校山岳部員の記
上の写真は自分の出身クラブであるJ高校山岳部で、昭和40年(1965年)の早春に当時の部員が書いた活動の年次報告書の表紙です。画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます。
そっとめくらなければならないほど傷んだ山行計画書や山行報告書、褪色した写真類など、幾多の散逸や滅失の危機をかいくぐってなお劣化が進んで危機にある資料類を、同部OBらで電子化して次代に残そうとしている作業の最中に目に留まりました。
こうした資料類の手書きやガリ版の紙間からは、いまだ当時の学生諸君のひと臭さがあふれ出してくるようです。そして、そこに綴られているのは、その当時の部員らの山への想い。
若い表現ではあるもののマジメに山と自分の関係を表現しようとする姿勢に、いまなお新鮮さを感じます。