すべての初心者のみなさまにきっとお役に立つと思います。
これから勧めるこの方法は次のメリットがあります。
1.たとえ雨天歩行のあとでも寝袋を乾いた状態で使える。
2.かさが小さくなるのでパッキングが楽。
3.狭いテント内で寝袋をすばやく、同居人に気兼ねなく収納できる。
4.投資コストほぼゼロ。
使うものはゴミ袋大のビニール袋です。
では、説明します。
1.寝袋を入れるスタッフバッグのなかにゴミ袋大のビニール袋を入れる。
2.羽毛(ダウン)の寝袋は足元のほうから畳まずに詰め込む。
3.袋内のエアを抜き、先をぐるぐるっとねじって軽く結ぶ。
4.スタッフバッグの口を閉める。これで終わり。
所要時間は、子どもでも3分(どんどんじょうずになります。)
私は1分です。
この方法は、コンプレッションバッグへの収納方法に較べるとずっと手早いし、防水も利くうえ、コンプレッションバッグを買わなくてすむので安上がり。
ちょっとたいへんなのは、化繊の素材を使った寝袋。
スタッフバッグの中にビニール袋を入れておくのはダウンの寝袋と同じですが、素材の特性としてかさばるため、ダウンの寝袋のように足元から入れることができません。
化繊の寝袋は丁寧にたたんで、ビニール袋を仕込んだスタッフバッグに入れます。
補註:19.3.9記
最近の合成繊維保温材(プリマロフトの類)はダウンと同じように足から突っ込めると思います。たぶん。
ひと昔前のダクロン、ポーラガード、シンサレートなどは無理です。
補註:19.3.9記
最近の合成繊維保温材(プリマロフトの類)はダウンと同じように足から突っ込めると思います。たぶん。
ひと昔前のダクロン、ポーラガード、シンサレートなどは無理です。
最後に、保存方法について。
ダウンでも化繊でも湿気と圧縮したままの状態が品質を低下させます。
大き目のストレージバッグにゆっくりと入れて、たまには陰干ししてください。
また、寝袋の表面布地が汗などで汚れてカビることもありますが、ダウン用のクリーナーが売っていますので家庭の洗濯機で洗うことができます。自分はバスタブを利用して洗います。
ここで質問です。
なぜ、スタッフバッグの外ではなく、内側にビニール袋を仕込むのでしょうか?
考えてみてね!