精緻なクラフトは「イカロスの翼」になる!?

1月5日にこのブログに掲載したクラフトの現物写真です。

さてその正体は? 
このおふたりにお世話になった人なら、もうおわかりですね?


はじめておふたりを見る人でも、これでわかるでしょう?

この機は上昇気流に乗って大空に消えました。(クリックで拡大)

よく晴れ、冬にしては風もわりにおだやかな今日、多摩川の河川敷で紙飛行機を飛ばす川井さんらにお会いしてきました。

おめあては、川井さんが考案・命名した「ジョーク飛行機」の実物とその飛行をこの目で見ることでした。

ほんとに、機体に大穴が開いていました。
ほんとに、よく飛びました。

しかし、フレンドリーな形からは想像できない、精緻な工作がほどこされていたのでした。

下の写真は、パンダ型飛行機の裏側。
表面につけるとカッコわるい、という理由で裏につけられた垂直尾翼、そして
機体の周りの補強用張り紙も難度高そう。

表面では、目の回り、口の回りに同じような補強がしてあります。

こりゃ、ちいさな子どもにはムズカしい工作ですね。

子どものクラフト活動にイケルかも? と思ってきた自分にとっては、目をそらすことができない現実でした。

でもいいんです。
子どもには子どもの世界があり、オトナにはオトナの世界があるのですから。

子どもにとっては、新聞紙や折り紙折って作る紙飛行機にも価値がある。

そして、オトナの世界にあこがれることもたいせつです。

簡単だけれどあんまり飛ばないオコチャマ紙ヒコーキづくりと、熟練を要するプロライクな紙ヒコーキ作りの折り合いをつけるような「ちょっと本気になれる紙ヒコーキ作り」。
もしやりたい方がいらっしゃれば、メールください。
いまのところ予定がないんですが、ご希望者が多ければまたやりたいですね!
昨年の実施の様子はこちら


Diana Krall "Fly me to the Moon"