アウトドアにお供するナイフ選びにもっともたいせつなのは「なにに使うか」。
・調理に使う
・緊急時に使う
というのが、多くのひとのおもなニーズではないでしょうか?
価格・収納性・重量も考慮したいです。
ふつうのアウトドアライフに、ランボーが持っているようなドでかいナイフや、山仕事に使うようなナイフは必要ありません。
自分は次の3本を使い分けています。
そうそう、ナイフは素材にも気をつけてください。
気軽に使えるのはステンレス鋼です。
オピネルナイフという安くて切れ味がよくて、クラシックなナイフがあるのですが、オピネルナイフのうち炭素鋼のものは「使ったらその場で」ナイフの刃をぬぐい、水を切っておかないと「すぐ」錆びるので、子どもたちと無精者には不向きだといえます。
価格・収納性・重量も考慮したいです。
ふつうのアウトドアライフに、ランボーが持っているようなドでかいナイフや、山仕事に使うようなナイフは必要ありません。
自分は次の3本を使い分けています。
◎気に入っているところ ×気になるところ
・スイスアーミーナイフ アドベンチャーNL(80g) 写真左
◎安心感ある作りと実用的な大型ブレードが魅力。
刃が不意に閉じないロックつき。
×常時携行にはやや大きいか。
・スイスアーミーナイフ スタンダード(60g) 写真中
◎コンパクトな大小2つのブレードとワインオープナーが便利。
紐で首からかけていても苦にならない軽さ、小ささ。
×大ブレードのほうでも調理をするには小さい。
・レザーマン PST(150g) 写真右
◎プライヤーが魅力。BCスキーやテント山行に便利。
×自分は攻撃的にみえるブレードが生理的に苦手。
これらは、ナイフのほかにもアウトドアでよく使う工具を備えていて、マルチツール(万能工具)と呼ばれています。
スイス軍御用達であるスイスアーミーナイフは、マルチツールという言葉がはやる前からこの分野の先がけ。
そして、そのスイスアーミーナイフが採用していなかった、実用に耐え得るプライヤーをはじめて備えたのがレザーマンです。
ナイフやマルチツールの種類はまさに多種多様。
マルチツールの場合、小さなボディにいろいろ詰め込むので、ほんとうに「使える」お気に入りの工具はそれほどありません。
だから割り切って使うか、自分の好きな工具を有するマルチツールを併せ持つか、どちらかだと思います。
自分の使い分け例です。
BCスキーや自転車での旅行の場合は、ビンディングや自転車のパーツの応急修理のために、レザーマンが必須。
子どもたちとのロングキャンプには、スイスアーミーナイフのアドベンチャーNLがあれば野菜や肉をズバズバ切って手早く料理ができるので大重宝。
雪山でテント張って寝る時は、スイスアーミナイフのスタンダードとともに寝袋に入ります(万一のときに寝袋とテントを裂いて脱出するため)。
雪がない日帰りの山や旅行でも、バックアップとしてコンパクトなこのナイフがあればなにかのときに役立ちます。
どれもこれも、こんなにコンパクト。
まだ、ナイフを持っていない方は「自分は何のためにナイフを使うか」を考えながら、アウトドア用品店をのぞいて見ると、お気に入りが見つかるかもしれません。
そうそう、ナイフは素材にも気をつけてください。
気軽に使えるのはステンレス鋼です。
オピネルナイフという安くて切れ味がよくて、クラシックなナイフがあるのですが、オピネルナイフのうち炭素鋼のものは「使ったらその場で」ナイフの刃をぬぐい、水を切っておかないと「すぐ」錆びるので、子どもたちと無精者には不向きだといえます。
オピネルナイフにはステンレス鋼もあるので、店員さんにきいてみてくださいね。
本項では、2000円〜10000円くらいのナイフについて、わかりやすいように説明することを目的にしたので、お高いナイフについては触れません。
そうしたナイフは鋼材だけでもさまざまなので、興味ある人は別に調べてみてくださいね。