去る夏を惜しみながらの沢歩き。



昨日は、今シーズン最後の「奥多摩・はじめての沢歩き」を6人のご参加者とともに実施しました。

武蔵五日市駅に着いたときには「あ"〜、蒸し暑い。早く水に入りたい!」と思いましたが、わずか20分ばかりバスで移動した檜原村は、意外に秋らしさを感じる空気感。

晴れ間がのぞくと、まるでほがらかな笑顔を見せてくれるような清流。
そんな沢で、淵を泳いだり、生き物をとったり。
でも、日が陰ると肌寒さと同時に秋の訪れを感じました。

今回の沢歩きでは、おとなも子どももひとときサワガニ探しに夢中になっていました。
一匹つかまえると、その辺の石の下におおきいのやら、ちいさなのやらが隠れていて、それがおもしろかったようです。

サワガニのほかには、ガマガエル、ヤンマ系の中型のトンボ、大型のヤゴ、小魚、ヘビトンボの幼虫、カミキリムシ、バッタなどをつぎつぎと見つけたり、生け捕ったり。
もちろん、観察したあとはその場でリリース。

そして、このうちの多くは、自分にはどこにいるのか、見当もつかなかったのでした。

山の神様、来年もまたこのきれいな川で遊ばせてくださいね。
この夏、豊かな水遊びをさせていただいたことに感謝します。