曇天でも碧色がよくわかる長良川中流のうつくしい水 |
長良川は、来夏にカヌー活動を行うための下見でした。
数年にわたって多摩川探検隊、そして今夏には那珂川カヌー探検隊で協力してくれた明治大学カヌークラブの学生さんが「長良川はすっごくきれいで、カヌーが浮かんでいるところを写真に撮ると、まるで空中にカヌーが浮かんでいるようにみえますよ。来年は長良川もいいんじゃないですか」と提案してくれました。
ちょうど、彼らが長良川中流にて行われるカヌーのフリースタイル競技の大会にでるために長良川へ行く予定だったので、自分は折り畳み自転車を携えて、その車に同乗させてもらって下見を行いました。
長良川は夏に較べて水量が少なく、また、あいにくの雨まじりの天気でそのよさをお伝えする写真を撮ることができなかったのですが、中流の木尾(こんの)から岐阜市内への流れは、どんな淵でも底までみえるきれいさ。
水は碧色に透きとおっていて、びっくりしました。
今回は地理的概略を知るための下見で、約60kmを長良川に沿って自転車で下り、本降りになった雨で退散し、普通列車を乗り継いで深夜に帰宅しました。
活動にするための課題もあるので、学生諸君とよく話し合いながら活動にするかしないか、するとしたら課題をどう解決するかを詰めていきたいと思います。
長い坂を上り終えて、思わず天を仰ぐ学生さん。 よくがんばりました。 |
こちらもまた前夜発のフェリーで大島上陸後、日帰りの強行軍。
過去のサイクリングキャンプで行くことがなかったけれど、今回のキャンプでは通過する島の東部の道の状況を確認しにいきました。
このキャンプをサポートしてくれる筑波大学カヌークラブの学生さんと行きましたが、陸にあがった河童のように、自転車では苦労してました〜。
うみのふるさと村というところから大島一周道路まで、15を越えるヘアピンカーブで一気に標高差約300mを登る道があるのですが、この坂を登り終えたあとに「いや〜、ほんとにきつかった!」と顔をゆがめていました。
キャンプではこの登りは使わない予定なので、ご安心を。
でも、伊豆大島はアップダウンがあるうえ、風があるときには海岸沿いの道は自転車をこぐのもたいへんになります。
精神的に忍耐強さを求められますので、はじめての長いサイクリングツアーではいい経験になりますよ。
こうした下見が活きて、それぞれ充実した活動になりますようにと願っています。