パパと一緒のこんな「小さなトライ」もありました♪ |
がんばったよねえ。 |
野外塾はスラックラインを張ってみなさんをお迎え。
はじめての体験で楽しんでもらえるよう、小さなお子さんを想定してラインは低めに設置。
5メートルほどの距離で高い張力を出し、途中に踏み台を置いてそれを目標にしたり、いったん休むことができるようにしました。
はだしだと感覚がつかみやすいので、キャンプで使う銀マットをラインの下にクッション代わりに敷き、トライが終わったらスタート地点へはだしでそのまま移動できるようビニールシートを敷いて準備が整いました。
あいにく雨まじりの天気のうえ屋外に面した場所だったのですが、おかげさまでたくさんのお子さんや親子連れのみなさんにトライしていただけました。
じつは、スラックラインって、結構疲れるんです。
いったん落ちたあとは、片足へ全体重をかけて再びラインのうえに乗り込むからです。
子どもたちが自分の能力をじゅうぶん活かせるようにできるだけ手を出さなかったので、小さな子でも落ちたあとは「えいや!」とふんばってラインに乗り込んでいきます。
そんな姿はとても健気でした。
とくに子どもたちは「向こうまで渡りきってみたい!」と思う気持ちが強いため、疲れてもなかなか自分では気がつきにくいんですが、そのうちにラインにしっかり乗り切れなくなってきます。
ラインへの乗り込み方の変化をよく観察して、てきとうなところで休むように促してあげることもスタッフのたいせつな役割。事故の予防にもなります。
疲れたらいったんほかのブースに遊びにいって、また舞い戻ってくるというお子さんもたくさんいました。
それにしても、子どもも大人もあっという間にじょうずになるのでびっくり。
「ああ、学校にもスラックラインがあればなあ!」とつぶやいた女の子の言葉がこころに残りました。
公的な場でスラックラインを実現させてくださった新宿区と、新宿区子ども家庭課活動支援係のみなさまのご尽力にあらためてこころから感謝申し上げます。