試行錯誤を繰り返すみなさん、ステキでしたよ! |
子どもたちは倒れたクルミの木への木登りにハマってました。 |
冬日に赤い実は明るく輝き、リースに彩りを添えてくれます。 |
はじめて会ったご参加者どうしが帰路に歓談するようすは、私たちの喜び。 |
地球野外塾の2011年最後となる主催活動「親子で作ろう! ハンドメイドクリスマスリース」は、最高の天気に恵まれて無事終了しました。
昨日の下見で懸念していた水たまりも、朝にはうんとマシになっていてひと安心。
なによりも、雲ひとつない晴天に、こころも晴れました。
とはいっても、12月。
子どもたちのあいだでは、カゼやウイルス性疾患が流行っているようで、この日も急な発熱などでお越しになれないご家族がいらっしゃいました。
早く治りますように!
いっぽうで、11月の活動には発熱でくることができなかったお子さんたちが、この活動にはリベンジでいらっしゃっていただけました。
こうした「つながり」が私たちにちからを与えてくれます。
さて、この日の流れは、まずリースのベースとなる葛のツルを採取することにはじまり、草の実や花のほか、クリスマスらしいアクセサリを飾りつけました。
ツルの採取をはじめてから約5時間にわたって、すごい集中力でクリエイトしてました。
ほんとにクリエイトという言葉がふさわしいくらいに、オトナも子どもも、苦闘していました。
いったんはくみ上げたベースをもう一度ばらして巻き直したり、つけた飾りを外して別のレイアウトにしたり。
あるご参加者がおっしゃっていました。
「こうしてなにかを作ることって、ほんとに少なくなりましたよね。
でも、いちから創り出してこんなにりっぱなリースができるなんて思いませんでした。」
ほんとにその通りです。
私たちは、ふだんの生活でなにか作って飾ること、すっごく少なくなってしまいました。
機会として少なくなるだけならばいいのですが、自分がお伝えしたいのは「自分で作ってもどうせきれいにできるはずがないや」とあきらめてしまってはもったいないということです!
クラフトはじめ手作業は自分のいまの気持ちを表す、と私は思います。
みなさんがクリスマスリースを作って驚いたとしたら、それは「クリスマスリース」のリッチなボリュームにではなく、そのクリスマスリースを作ったご自身のいまの気持ちになのではないか、と感じました。
この日に作られたリースはみなさんのご自宅を飾るだけではなく、おばあさんに送られたり、お父さんに贈られたりするために作られたリースもありました。
クリスマスって、やっぱりなんだかいいものですね。
このリースはおばあさんへ! |
このリースは、お留守番のお父さんへ! |
今年最後の活動にご参加いただき、ほんとうにありがとうございました。
こころから感謝申し上げます。