無添加の食肉加工製品発見。



 

昨日は外出したついでに「やまや」さんの新宿店をのぞきました。

そこで無添加の豚のパテを発見。
フランス・アルノー社のTerrine de Campagne、「田舎風テリーヌ」です。

パテ類は大好きなのですが、魅力的な製品でも原材料に添加物がおてんこもりだったりすると、手を出せません。
しかし、この製品は「もしかしてお国柄の違いで添加物が表示されていないのかも?」と疑ったくらい、いさぎよく無添加。

ふたには、
GARANTI SANS COLORANT(着色料無使用を保証)
とあります。
そして、いったんフタを開けたら0°Cから4°Cのあいだで保存して3日以内に食べてください、とも。
保存料も使っていないのです。

ふりかえって、ハムやソーセージ、ベーコンなどなじみ深い食肉加工品の原材料をいちどじっくり見てみてください。
発色剤やリン酸塩、保存料、増粘結着剤やらなにやら、ずらっと添加物が並んでいる場合が多いのです。
グラムあたり単価が精肉に較べて高いうえに、これじゃ買う気がしぼむというもの。

無添加の食肉加工製品が、元気に流通してほしいですね!
気になるお値段は、180g入りで298円。
100gあたり換算で165円。手頃ではないでしょうか。

味は… きわめてナチュラル。塩分もおさえめで、素材の味がひきたちます。
自分は、ライ麦パンのうえに、このパテとコルニションとハラペニョのスライス、このマーマレードを添えて。

パテ類とマーマレードはよく合うんです。でも、食パンにはあんまり合わないので、ライ麦パンやフランスパンをおすすめします。

以前、とある山頂でオープンサンドを提供したときのこと。
当時小学生のお子さんが私に勧められてこの組み合わせを「しぶしぶ」食べたあと、満面の笑みで「おいし〜い!」と叫んでいました。
だまされたと思って、いちどトライしてみてくださいね。