鳥海山から筑豊へ。

「腕白小僧がいた」土門拳(小学館文庫)より。
5月、この季節になると鳥海山で滑ったときの楽しさが思い出され、旅心がうずきます。

鳥海山のことを思い描くと、酒田出身の写真家・土門拳氏が連想されます。

土門拳氏のことを思い描くと、同氏が撮った筑豊の子どもたちが連想されます。

筑豊の子どもたちを思い描くと、子どもたちとあるがままに向き合うことのたいせつさを改めて思い知らされます。

「昔の子どもを見倣え」という気はありません。
なぜなら、昔も今も、子どもは同じ気質を有していると思いますから。

変わったのは、子どもたちと向き合うわたしたち大人の姿勢なのではないでしょうか。