この山は「金太郎伝説」があるビギナー向けの山です。
小田原駅から桃源台行きのバスに乗って仙石バス停で下車。
南側斜面を登って頂上経由で北側斜面に入り、JR御殿場線の足柄駅から帰途につきました。
ふたつの目的があり、ひとつは山頂で食べるカップ麺の有力候補として、もうひとつはヒップそりをできる場所の候補としてふさわしいかどうかを見定める下見でした。
登り口から日陰にはすぐに雪がでてきました。
南斜面だったので、このあとはおおいにぬかるんでいて、ズボンを汚さないようにていねいに歩きました。
登山口から山頂までは500mの標高差がありますが、一息にあがるのでそんなにキツく感じません。
金時山山頂。ベンチはすべてバーナー使用禁止。
山頂から富士山山頂を20倍レンズで撮ると、剣が峰の測候所跡まではっきり見えます。
お楽しみはこいつ。ワクワクして北斜面に入りましたが…
山頂直下はこーんな感じで、とてもヒップそりの出番はありません。
標高1000mくらいまで降りるとようやくフレンドリーな斜面が出てきたので、ちょっとヒップそりを楽しみました。
もう少し雪があるとさらによいですね。
標高800m以降はまったく雪がなくなります。
JR御殿場線の足柄駅に向かって急ぐ途中から、またもや20倍レンズで富士山頂を撮影。
JR足柄駅は近所の黒猫の遊び場になっているようです。
険しい顔をしているのは、手前に鳥がいてそれを狙っていたのですが、逃げられた直後だから。
金時山は箱根側からアプローチすると登るのには楽ですが、うねうね道の車道が続くので子どもたちには気持ち悪くなってツラいかも。
北側のJR足柄駅からアプローチするならばこの時期は軽アイゼンがあると安心です。
軽アイゼンの練習にしてもいいし、また逆の発想で軽アイゼンが必要になったら引き返すというのもいいと思いますよ。
雪遊びを楽しみたいならば、つぎに冷え込んで天気が悪くなった週の週末が狙いめ。頂上まで登らずとも終日リーズナブルに雪遊びができると思いますよ。
蛇足ですが小田急の箱根登山鉄道にも「足柄駅」という駅があるので、間違えないようにしてください。そちらは神奈川県、JR足柄駅は静岡県です。私は携帯電話で帰りの交通路検索をするときに設定を間違えて無用に駅まで走るハメになりました(> <)。
ご参考ですが、JR品川駅からJR東海道線・国府津(こうづ)駅で乗り換えてJR御殿場線・足柄駅までは片道役2時間強、1570円。
事務所からは奥多摩に行くよりも安くて早い。「へえ!」と思いました。
ただし! JR御殿場線の駅はPASMOやSuicaが使えないので要注意!
たまにはこちらへ足を伸ばすのもおもしろいですね。