148gで1050円。正直、自分にとっては「お高い」。 |
山で食べたいものを、独断で選び、独断レビューとともに不定期でアップするテキトーなシリーズです。
第2回目は柏水堂(はくすいどう)のビスケットです。
アウトドアショップというよりも「山道具屋さん」がひしめく神保町で、懐に余裕があるときのみ、あるいはちょっと豊かな気持ちになりたいときのみ立ち寄るのが洋菓子の「柏水堂」さん。
こちらのビスケット(柏水堂さんはフランス読みで「ビスキュイ」とおしゃれな名前をつけています)は、自分が小さな頃のビスケットの味を思い出させてくれます。
その理由は、香りをつけるのに「生のフルーツ」を使っているからなのかもしれません。
なぜか原材料表記がついていないので真偽はわかりませんが、ビスケットが入っている袋のうしろにはつぎのように記してあります。
人工香料は使用せず生の果実のみで自然の香りを生かしております。アソーテッドでいろいろな味を楽しめますが、どのビスケットも食感はやや固め。
しかし、自分にとっては、その「あと味」が限りなく上品に感じられるんです。
さんざん汗をかいて登った稜線で、そよぐ風に当たりながら景色を楽しむときに。
春山で履いてきたスキーをたてかけて、滴る水滴を見ながらひと休みするときに。
なぜか、そんな登りが終わったシーンに合うビスケットという感じがしますね。
帰りの電車のなかで「あら、これ余ったから食べてしまおう」なんていう感じだと、もったいない気がします。
われながら、ものすごく超個人的なおススメで、「こんなんでいいんかい」と思いますが、アウトドア好きの方々に、この感じをお勧めしたいんです。
そうだ。
今度、野外塾の活動でもっていってみますね。
ぜひ、ご感想をお聞かせください。
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【独断的おすすめシチュエーション】
山で登りがひと段落したとき、高原でのんびりしているとき、雪山でこれから滑るぞ!という前に。
山で登りがひと段落したとき、高原でのんびりしているとき、雪山でこれから滑るぞ!という前に。