師匠同様に露出部が最少でよかったね。 「富士山はじめて」の男の子。 |
最後の急坂に挑んでいる男の子に声をかけて「ここまで来れば這ってでも頂上にいけるよ」と励ましてくださいました。
「まいにち富士山」という佐々木さんの著書が新潮新書で出版されています。
定年後の63歳から富士山に登りだし、5月から11月のあいだに年間100回以上、10年かけて千回を超え、この日は1158回めの富士登山だったらしいです。
トレイルランニング盛りのいま、肌の露出部が多くて軽装備のひとをこの日にも多く見かけましたが、佐々木さんの出で立ちはヘルメットも着用し、肌の露出を極力抑えており、ザックも30Lはあるしっかりしたものでした。
千回登っても「富士山をナメない」準備からは学ぶことがあります。
8歳ではじめて富士山頂を踏もうとしている男の子、そして73歳で千回富士山頂を踏んだ佐々木さん。
年の差こそあるものの、富士山の魅力に心魅かれたふたりの姿に感慨を覚えました。
昨日も今日も晴れているので、今日は佐々木さんにとって1160回めの登山だったかもしれません。
いつまでもお元気で、故障せずに富士山登山を楽しまれますようにと願っています。