山でパスタっておいしそうだし、たっぷり炭水化物をとれるのでいいんだけれど、燃料と水をしこたま使うので、いままではほとんどトライしていません。
それに、山で作るパスタにはトラウマがあるんです。
いまから40年前の夏山合宿でのこと。
雨のなか、南アルプスの熊の平でなんとか三角テントをたてて昼食にスパゲティをゆでました。
しかし、火力と気力(笑)が安定せずに、できたスパゲティはデロンデロン。
顧問らがいるテントに届けたあと、とても空腹だった自分たちはなんとかこいつと格闘して食べきりました。
しかし、隣の顧問テントに食器を下げにいこうと天幕の入り口を開けたとき、目に入ってきたのは…
白く伸びきったスパゲッティがそぼ降る雨に打たれているようすでした。
このときの敗北感というか脱力感はあのデロンとした麺そのものでした。
それ以来、山でパスタをゆでることはほぼないに等しいです。
フリーズドライのパスタは何度も利用していますが、おいしいけれどなんとなく量的に足りない感があるのと、お高いのが難点。
従来型の燃料と水を大量に消費するパスタの調理法、そしておいしいけれど物足りなくてコスパが悪いフリーズドライパスタ。
その両方の短所を克服する調理法が今日の「試してガッテン」でやっていたので、目からうろこでした。
詳細はこちらからどうぞ → ためしてガッテン
これで朝からおいしいパスタを山で食べることもできるかも。
もちろん、家でテストしてみますよ。結果はまたアップしますね。