「黒部と槍」。魅力的な写真展がまもなく始まります。

いまの槍ヶ岳のイメージはこんなにフレンドリー。
でも近代以前は生死を賭す秘境でした。
(槍岳山荘の包装紙・部分)


実際にこれらの場所に自分がまだ行ったことがなかった頃の話。
黒部と槍ヶ岳はその名前からも「すごいところなんだろうな」と子ども心にも察せられました。

黒部。
「くろべ」と口にすると呪術的な響き。
そして「黒」の文字がなにか凄さを感じさせる。

槍ヶ岳。
尖った頂を連想させて直感的。そしてわくわくさせる。


北アルプスの深部にあるこうした場所が多くのひとに知られるようになりはじめる黎明期、ふたりのパイオニア、冠松次郎氏と穂苅三寿雄氏によって撮影された写真が展示されます。
3/4から目黒区の東京都写真美術館で開催される「黒部と槍」。

自分もいまから行くのが楽しみです。

詳細は → こちら

【付記】

たいへんすばらしい展覧会でした。
すべての「山に登るのが好きな人」「山を見るのが好きな人」におススメできます。(3/5)