10月の「三浦半島・知られざる海岸線歩き」無事終了。

ときには、意を決して飛び越えなくてはならないことも。
両日の活動で最年少だった年中さんの女の子と海岸沿いを歩くお父さん。
海蝕洞窟のなかをくぐるのは薄気味悪いものだけど、幻想的でもあります。
水辺の生き物探しに夢中になる子どもたち。
このわずかな空間にもさまざまな生き物が。
水質が劣ってしまいがちな潮だまりがこれだけ美しいのはすごいこと。
子どもたちは岩を登るのも大好き。
嬉々として登っていました。
10/18(土)、19(日)の両日、絶好の好天とほぼ無風の気象条件に恵まれて、18日は7名様(うち小学生が4名)、19日は10名様(うち年中さんから小3までが5名)のご参加者と各日スタッフ2名で「三浦半島・知られざる海岸線歩き」が無事終了しました。

本活動は9月にも実施しましたが、オフシーズンの親水活動といえども「ライフジャケット普及活動」と位置づけて、ライフジャケットが夏のアグレッシブな親水活動のみならず水辺の活動のすべてに役立つことを実感していただくことを活動の主眼としました。

実際、子どもたちは寄せ打つ波に「入らざるを得ない」状況をライフジャケットとともに克服したり、または鏡面のような美しい秋の海にライフジャケットとともに自ら進んで入ったりしていました。
ライフジャケットは、このようにすばらしく信用ができる装備なんです。

なによりもうれしかったのは、多様な魅力を提供してくれる海岸で、水辺の生き物を探したり、岩礁で岩と格闘したりと、子どもたちがそれぞれの興味でその地形的な特徴に応じて楽しんでいることがよーく伝わってきたことです。
また、ふだんは見知らぬ子どもたちが活動をつうじて集まることで相乗効果が生じ、いちばんの年上さんに触発されたり、よい意味のライバル心が生まれたりしていっそうチャレンジするようすがよくわかりました。
それに加えて、それぞれのお子さんの保護者の方々が、そうしたチャレンジをたいへん懐深く見守っていただけたことに、感慨を禁じ得ませんでした。
子どもたちにとって、見守ってくれる親御さんがいるということは、なんて心強いことでしょう。

三浦半島は、都心からわずか1時間と少しで行くことができるのに、水辺の水質もよく、過度に観光化されていない昔ながらの風景を残すところがたくさんあるように思えます。

私たち自身がまだ三浦半島の魅力の一端を知りはじめたに過ぎませんが、これからもさらに精力的にこの地域の魅力を掘り起こしていきたいと考えています。
とても良い天気に恵まれ、気持ち良く一日を過ごすことができました。
息子もお友達と一緒に、貝を探したり、海に入ったり、遊んだりと、とても充実した楽しい時間を過ごせて大満足でした。
これも、海老澤さんを初め、みなさま方のサポートのおかげと思っております。
他のお父さんやお母さんたちの子どもに対する接し方からも学べたことも多く、自分自身が息子のことをもう少し心を大きく余裕をもって見守りたいなぁ〜と思います。
上の息子二人を連れていけなかったのが本当に残念に思える程、とても素敵な企画でした。
次あれば、ぜひ上の子達も連れて行ってやりたいと思っていますが、今回は一番下の息子と私だけの2人で電車に乗ったり貴活動に参加させていただくことで二人きりの時間をじっくり楽しむことができました。
普段からチョロチョロして手を焼かせている末息子ですが、(よく言えば)好奇心が旺盛なので、貴活動ではそういうところを発揮でき、失敗もでき、初めての体験ばかりで、全身を使っていろいろなことを感じることができ、成長させていただく場だなあと毎回思います。
温かい目で見て下さりありがとうございます。
帰宅してから貝をちょっと塩ゆでしてからバターで炒めて夕飯に食べてみました。末息子にはまだ苦手な食感だったみたいだけど、コリコリしてすごくおいしく参加できなかった兄たちは喜んで食べました。
写真を見るとまたあの日の光景が思い出されました。
その場に居たときの子どもたちの表情にわくわくしてきます。

ご参加者の皆様と、活動をボランタリーにサポートしてくれた梁井さんに、こころから感謝申し上げます。