核心はお菓子の家作り!? 「山小屋で楽しむクリスマス」無事終了!

ツリーの飾りつけの仕上げをしてくださったお母さん。
ぐっと見違えるデコレーションになりました。
思わぬ「プレゼント」となった雪。
山小屋への出入りで初日約2時間、翌日約2時間半歩きました。
翌日には帰路で小雪がちらつき、今シーズンの初雪体験に。
大人も子どももいっしょになって作った夕食。
ちょっとクセがあるかも?と懸念していた鹿肉のシチューも大好評!
8Lくらい作りましたが完食。
そのほか大型ダンボールに満載して運び込んだ食材も完食。
日の出山山頂から都心方面を望む。
ヘッドライトをお母さんに調整してもらう男の子。
予め焼いておいたクッキーのパーツを担ぎ上げて作った「お菓子の家」。
その大きさに子どもたちもビックリ&組み立てに大苦戦(笑)。
紆余曲折、苦心して出来上がった「お菓子の家」。
朝日を浴びて存在感たっぷり。

日の出山山頂での日の出。
あらためて朝日の暖かさと力強さに驚かされました。
12/13(土)-14(日)の2日間、ご参加者15名様(うち9名が年中さんから小5)、スタッフ3名あわせて18名で「山小屋で楽しむクリスマス」が無事終了しました。
奥多摩の山小屋を貸し切り、この小屋に着くまでに拾ってきた自然素材でクリスマスらしいクラフトを作って飾りつけ、クリスマスらしい食事作りをとおして、この時期らしい一夜を過ごしていただくという内容でした。
当日は好天に恵まれ、ふたご座流星群の流れ星を短時間の間にたっぷり見ることができましたし、夜も朝も約60km離れたスカイツリーを肉眼で見ることができるくらいに視界に恵まれました。
前日には小雪が降ったようで、山道のところどころは雪化粧。
首都圏エリアとしてはパーフェクトといってもいいくらいの自然環境が揃ってくれて、ほんとうにありがたく思いました。

この活動の企画の源となったのは、たいへんシンプル。
「私たちが子どもの頃に体験したかったクリスマス」です。
人里から離れているうえ、お外は寒いのに心からホッとできる。
そんな場を提供してくれるのは、山小屋がピッタリだったのです。

クリスマス本番にはほんの少し早いけれど、薪ストーブが燃える山小屋のなかでご参加くださったみなさんが親子いっしょになって飾りつけに、料理作りに、お菓子の家作りに夢中になる姿は企画したときのイメージどおりでした。

ただ、子どもたちが早寝だったのは予想外でした(いいことなんですよw)。
山小屋のベランダからも見える夜景やストーブ番に興奮して遅くまで起きているんじゃないかなぁ、と私たちは「勝手に」想像していましたが、21時には眠くなる子たちが続出。
翌朝の日の出を過ぎても寝ている子もいて、「やっぱり子どもにとっては寝るのが最優先だな」と改めて思いました。

最年少参加となったのは年中さんの男の子でしたが、活動後、彼のお母様からいただいたメールには
息子はお泊まり活動が初めてだったので、どうなることかと思ってましたが楽しめたようです。帰宅後からは「御嶽駅~ケーブルカー下」と「武蔵五日市駅~つるつる温泉、福生駅、上養沢行き」のバスごっこをしていて、先日の回顧(?)してるようです。「山小屋、面白かったねー」や「お菓子の家作ったんだー」などのバスの乗客っぽいセリフが聞こえてきてます。。(笑) <メール全文から一部抜粋>

と記してあり、本当にうれしい気持ちになりました。

他にも後日ご参加いただいたお母様からメールをいただきました。

晴天もちらつく雪も霜柱も流れ星も夜景も日の出も味わえて、すごく贅沢な旅でした。
ご飯も、いつもながらどれもとても美味しかったです。
鹿肉、初めていただきました。赤身のところが多くて美味しかったです。
長男はオムレツが初めて裏返せたと喜んでいました。
次男は缶詰を開けられたことに自信がついたようです。
参加者のお母様が「子供はきちんと教えれば忠実にやるのに、多くの家庭ではお手伝いさせないで勿体ない」と話されていたこと本当だな〜と思いました。
地球野外塾をきっかけに、もっと色々なことを家でも子供に任せてみようと思います。
お菓子の家が夢のようでとっても素敵でした。
私の方が子供より興奮していたかも・・・
小さい頃にこんなワクワク感を体験できて、ウチの子達は幸せだなと思いました。

この活動はじめ、地球野外塾の活動が参加者の皆様にとっての原体験となってくだされば、私たちにとってそれがなによりもうれしいことです。
これからも「自分が子どもの頃にこんなことしてみたかった!」という願望を大切にしながら体験密度が高い活動をご提案してまいります。

ご参加いただきました皆様、サポートスタッフの方、山小屋番の方々、ほんとうにありがとうございました。