【活動報告】三浦半島・知られざる海岸線歩き、無事終了

4/25(日)、よく晴れたけれど4回目の緊急事態宣言下ではじめての週末に「三浦半島・知られざる海岸線歩き」を5名のご参加者と3名のスタッフあわせて8名で実施、無事終了しました。


この日が第4回めの緊急事態宣言に入るとわかった4/23、お申込みいただいていた3ご家族に引き続きお申込を継続するかどうかご意向確認のメールをすぐ送信しました。

お断りいただけやすいようにキャンセル料はいただかない旨も明記しました。
1ご家族様が、私たちからの
 "ご高齢者や基礎疾患がある方とご同居の方はキャンセルを選ばれることを推奨いたします。"
の進言に沿ってキャンセルされ、2ご家族様がお申込をご継続されて実施されたのですが、その中の1ご家族様からのご返信は私の胸に迫りました。
25日の活動について、変更なく申し込みを継続します。
子供たちは遠足も社会科見学も修学旅行も田舎で過ごす夏休みやお正月も、一年以上我慢してきました。
私自身も、季節と自然から切り離された不思議な一年を過ごし、野外活動の大切さを身をもって感じています。
野外塾の活動は、上記の集団行動や遠出に比べても、安全に連れて行ってあげられる貴重な活動だと思っています。
このような状況の中、様々な配慮や対策のもとで活動を実施してくださることに感謝しています。
どうぞ宜しくお願い致します。
実際、コロナ自粛の見通しがきかない毎日の中、季節を感じる機会が減じられると私たちは生活にメリハリを失いがちです。
政府や自治体が想定する不要不急と、私たち生身の市民にとって切迫した課題には温度差が確かに存在すると痛感しました。
このご返信をみて1ご家族様だけでも実施するつもりでしたので、当日は天気に恵まれて実施できて本当によかったです。

しかし、改めて当日の写真をみると、マスクをしながら磯遊びというのも不憫で、早くワクチンが一巡してもらいたいものです。

それでも、当人たちはそれほど気にしていないようで、それが子どもたちのよいところですね♪
この女の子は活動地を気に入ってくれたようで
「この場所をぜんぶ買い取りたい!」
と元気に歩きながら話してくれました。

写真をお送りしたのち、この娘さんのお母様からご返信をいただきました。
先日はお世話になりました。
久々の野外イベントでとても楽しかったです!
お写真ありがとうございます。
三浦半島は初めてで、海の美しさはもちろん、湾沿いの岸壁の波紋には、悠久の時間を感じ、自然の偉大さを体感した一日となりました。
娘も存分に外遊びができて大満足でした。
楽しんでいただけたようで、私たちとしてもうれしい限りです。
微妙な時期に、活動中の感染予防対策と事前の体調管理に努めてくださったご参加者のみなさま、本当にありがとうございました。

また、当日は見神理事と、元参加者で今は社会人サポーターとして支援してくださるF君のふたりがサポートしてくださいました。本当にありがとうございました。

三浦半島のうち、ひとがあまり行かないエリアはとても魅力的な自然が残っています。
これからも身近なのに息を呑むような自然のありさまを体感できるところをご案内してまいります。