【活動短報】
初夏らしい天気の下、ご参加4名様とサポーター1名様とともに無事終了しました。全行程の距離は6km強とそれほどでもないんですが、足元が悪くてアップダウンが続くから距離以上に疲れる…、そんなコースでしたが、ひとりも切り傷や擦過傷がなくてなにより。
確実に会えるアメフラシを手のうえに載せてあげたい!っというのが私の小さな目標でしたが、当日は水中でゆらめく宝石みたいなシロウミウシ、アオウミウシをはじめ、小さな仲間ではフグやウツボの赤ちゃん、大型のヤツらでは足渡り20cmくらいのショウジンガニや貝殻長が30cm近い巻き貝のボウシュウボラなどを、子どもたちが次々と見つけてました。学校で「生き物係」をしてるという小2さんは「学校で友だちに自慢できる!」と喜んでました。
みんなで大騒ぎしたのは、タツナミガイ。
水中の石と間違えて踏んでしまったのでしょう、ムラサキ色の液体で一帯の水域がぶどうジュースみたいになりました。「あ、これでアメフラシをみせてあげられる」と思って足元を探すと、小さなトゲ状突起を全身にまとい、背中に液体の噴出孔がある生き物を発見。これがグロくて、いかにも毒ありそう…。初見の生き物だったので、そのときはコワくて触れませんでしたが、あとから調べたら名前と無毒であることがわかりました。
あ、その後、探していたアメフラシさんたちにもたくさん会えましたよ。
コワいといえば、食べたらあの世行き、だけど見た目はかわいいスベスベマンジュウガニにもこの磯ではじめて会えました。
ご参加いただいたお父さんから翌日、丁寧なメールをいただけました。
“帰りの電車に乗っている間も娘からの磯遊びの話が途切れず、存分に楽しんだ一日となりました。
自宅に到着したのが18時半過ぎでしたが、娘は入浴までが精一杯で、夕飯も取らずにぐっすり眠ってしまいました。本当に充実した休みとなりました。
親として、私は昔から子どもが成長する瞬間に立ち会うのが好きでした。
昨日は磯を一歩歩いた瞬間から娘がグッと大きくなり、そのままゾーンに入ったように見えました。
自分で自分を成長させてさえいるような、五感を使って世界を掴みにいっているような、目を見張る変化をずっと感じていました。
(息子と野外塾の活動に参加した)5年前とは私の感じ方が変わっているかもしれませんし、息子と娘の違いなどもあるかもしれませんが、やはり用意してくださった環境のおかげです。
改めて海老澤さんのお力による、遊びのコーディネートの素晴らしさに尽きるものと感じました。
しばらく思いをめぐらす体験になりましたし、これをきっかけにまた子育てについての考えが深まりそうです。”
私たちからはわからない娘さんの変化のようすを教えてくださり、本当にありがとうございました!
「ご参加者の成長に役立つ場所選びと機会づくり」が私たちの務めですから、目的に沿って厳選した自然環境へご案内しています。
当日は「活動目的に沿ったありのままの自然」と、自然の中で過ごす時間を望んで参加してくださった娘さんとの橋渡しをできたようで、ほっとしながら拝読いたしました。
ご参加いただいたみなさん・元ご参加者で当日はサポーターとして支援してくれた高2君、本当にありがとうございました。
● ◆ ● ◆ ●
以下、本活動の募集内容でした。
【ライフジャケット周知・普及活動】
初夏の海は命の宝庫。
図鑑でみた生き物が
あっちにもこっちにも。
図鑑でみた生き物が
あっちにもこっちにも。
入り組んだ海岸線ときれいな水で
たくさんの生き物が生まれ育つ。
観察したらそっと戻してあげよう。
たくさんの生き物が生まれ育つ。
観察したらそっと戻してあげよう。
無事終了しました(5/26)
強風時はコース変更・悪天時中止
当日の最大干潮時刻12:29 +3cm
大潮で潮だまりができやすいので生き物観察に好適。
■対 象:年長さんくらいから大人までどなたでも。
■定 員:4家族・10名様まで。最少催行人数1家族。
■小学3年生以下は保護者がごいっしょください。
■小4以上はおひとりで参加できます。
■参加費:5,000円/人。(保険込・交通費別)
■参加費:5,000円/人。(保険込・交通費別)
チーター割適用後の参加費は3,000円/人です。
ライフジャケットレンタル:500円/人。
チーター割適用の方には無料でレンタルします。
お申しつけください。
※中学生以下はライフジャケット着用が必須な活動です。
改札外正面・2番バス乗り場8:55
【交通のご参考】
駅構内または改札外でトイレをお済ませください。このあと9:06発のバスに乗るため時間厳守願います。
バスは混む恐れがありますので座れるよう(30分乗車)すばやくご集合ください。
バスに弱い人は上記参考交通であげた電車の1本前到着をおすすめします。
■解 散:最寄りバス停で15時半頃、または京急三浦海岸駅16時頃(予定)
【交通費ご参考】
品川→三崎口片道740円
バス往復600円程度
(帰りのバス経路によって変わります)小学生は上記のおよそ半額。
バス往復600円程度
(帰りのバス経路によって変わります)小学生は上記のおよそ半額。
■本活動の注意点:
・岩場での転倒は裂傷になる恐れがあり、肌の露出を最小限にしてください。
・子どもはライフジャケットとヘルメット着用必須です。
■楽しく遊べるヒント:
天気がよければ子どもたちは海に入りたがるので水着も用意しておくといいかも。
生き物を観察する透明な虫かごやジップロックがあると便利です。
■活動の目的:
・岩場での転倒は裂傷になる恐れがあり、肌の露出を最小限にしてください。
・子どもはライフジャケットとヘルメット着用必須です。
■楽しく遊べるヒント:
天気がよければ子どもたちは海に入りたがるので水着も用意しておくといいかも。
生き物を観察する透明な虫かごやジップロックがあると便利です。
タコが採れたときもありました。 |
・水辺での安全な遊び方を体験をとおして学ぼう。
■持ち物 記号の意味:●必携。▲あれば便利。●携行をお勧め。 | ||
● | ザック | 以下のものが全部入る大きさ。(20Lくらい) |
● | 雨具上下(兼防風着) | できれば防水透湿性の布地のもの。 折りたたみ傘もあれば役立ちそう。 |
● | ライフジャケット | 中学生以下は必須。おとなは任意。 レンタルできます(500円)が… この機会にぜひお求めをご検討ください。ずっと使えます。 |
● | ヘルメット | 中学生以下は必須。 万一お忘れになると活動にご参加できません。 自転車用などなんでもOK。 レンタルは致しておりません。 おとなは任意。 |
● | 軍手または薄い手袋 | 必携。子どもは子ども用サイズのものを推奨。 忘れると転倒時に大けがの恐れあり。 |
● | あたたかい長袖 | ジャージなど前ジッパーで素早く脱着できること。 |
● | 下着や中間着 | コットンが入った素材は極力避ける。詳しくはこちら |
● | クロックスのようなサンダル | フィットしていることがとても大切。 ソールが硬いウォーターシューズより快適で砂抜けもよい。 靴底が磨耗してないなら普段履きのスニーカーでもOK。 ただし往復路は別の靴を用意する面倒が生じるかも。 また砂抜けが悪いのが欠点。 かかとが固定されないビーチサンダルなどは… 磯で足を切ったりする恐れがあるので参加不可。 |
● | タオルやハンディタオル | こまめに手や顔の水分を拭いて快適に。 潮風に吹かれるのでぬれタオルも最高。 |
● | 飲み物 | 最低500MLペットボトル1本以上。 海辺は想像以上に喉が渇きます。 |
● | 昼食 | サンドウィッチやおにぎりなどなんでも! |
● | 軽食(行動食) | ビスケットなど食べやすいもの。詳しくはこちら |
● | レジャーシート | 家族に1枚。全員が座れる大きさで。 |
▲ | 生き物探しの道具 | 網、ジップロック、虫かごなどがあるとより楽しい。 道具がなくても楽しめるよ。 安全な生き物ならつかんでみる勇気も大切。 |
▲ | サングラス | 大人は晴れていたらぜひ。 日焼け止めなど紫外線対策も併せて。 |
▲ | 地図 | 1/25000地図は → こちら で印刷できます。 |
▲ | 方位磁石(コンパス) | 北がわかればOK。精度がよければなおよし。 コンパスつき時計や100円ショップのコンパスでもOK。 |
▲ | ヘッドライト または防水の懐中電灯と予備電池 | 緊急時用。 両手があくヘッドライトがよい。 タフで信頼できるマグライトもOK。 |
▲ | マッチまたはライター | 緊急時用。 |
● | 折りたたみナイフ | なにかと便利。詳しくはこちら 低学年がもつかどうかは親御さん判断。 |