【下見短報・別日再設定】三浦の要衝「鷹取山・低山の魅力と注意点体感ハイク」

【下見短報】
募集開始が活動実施日と近かった本活動。
催行できませんでしたが、何度か行った下見での発見や気づきを短く共有します。

鷹取山の標高はわずか139m。
しかし、近郊の山・市街地と隣接する山としては奇跡的に自然林がエリア全体に残っていて、三浦半島らしい照葉樹も多くみられます。
追浜〜東逗子のルートが一般的ですが、砂岩と凝灰岩からなる山域には、ひっそりと信仰の遺構などが点在し、それらを巡ると前掲のルートとはまったく違う趣きに驚きます。
侵食されやすい岩質だから足元や頭上に気をつけることもたいせつで、こうした注意を「体験できる」場としても貴重です。

鷹取山から六浦駅・神武寺駅方面へ向かって北に伸びる細い稜線は、地図に記された一般登山道から、地図表記がない里道や送電鉄塔を保守するための道が道標もなく分かれているので、読図と現在地把握がたいせつ。
いっしょに下見をしてくれた若いサポーター諸君には不評でしたが、このような道の錯綜が、低山での遭難事故につながるので、こうした道を歩いておくこともたいせつな体験になります。

サポートいただいたお母様からは、つぎのような振り返りをいただきました。
下見中、枝道の捜索にいった海老澤さんらを待つ間、ハイカーの方に道を聞かれました。地図をお持ちかどうか尋ねると「持っていない」と。スマートフォンをお持ちとの事でしたので、地図のダウンロードをおすすめしました。

鷹取山は日帰りで気軽に行けると思いがちですが、自分もあらためて地図にでてない道も多いことに気づきました。


鷹取山は、地形と遺構の興味深さに惹かれながら、読図の意欲もおのずと高められる知的なハイキングエリアです。

「親子で山を歩きたいけど、どんなことに注意したらよいのかわからない。」
親御さんも、子ども自身も、体験をつうじて少しずつ自分自身の判断の精度を高められます。
そのために「注意すべきポイント」を短い間に実体験して納得できるようなハイクを、あらためてご提案します。
● ◆ ● ◆ 

以下、本活動の募集内容でした。 

子供の日終わったけど
登山口で鯉のぼりがお出迎え
標高わずか139mの山中に
歴史的な史跡が点在。
つなぐ山道はヒトクセあるから
地図の重要さが身にしみます。

'24 54日(土祝)
511日(土)に日程変更(5/3)
残念ながら応募がございませんでしたが、
学びが多いコースなので別日再提案します。
日帰り 悪天中止
活動地:横須賀市 鷹取山
対 象:
年長さんくらいから大人まで、どなたでも。
文化的な興味ももてる年頃だとさらに楽しいでしょう。
定 員:8名様または4家族様くらい。
最少催行人数・2家族様
参加費:5,000円/人
ひとり親ご家族対象のチーター割ご利用の場合3,000円/人。

【交通費ご参考品川起点で
品川→神武寺までおとな片道566円


自然林が豊かに残る鷹取山は
新緑の季節を満喫するのにもってこい。
迷いやすい脇道が交錯する山道をたどり
洞窟、岩の垂壁、線刻仏などを訪ねます。

集 合:京急・神武寺駅改札外9:20
神武寺駅のお手洗は改札内です。
解 散:京急神武寺駅15時半頃(予定)

活動の目的:
身近な山の魅力と注意点に気づく機会の提供。

持ち物 なるべくお手持ちのものでだいじょうぶ。
記号の意味:必携。あれば便利。非常用に「いつも」携行する習慣をもちたい。
リュック以下のものが全部入る大きさ。(15Lくらい)
雨具上下(兼防風着)できれば防水透湿性の布地のもの。
なければ100円ショップのビニールレインコートでもOK
軍手または手袋子どもは子ども用サイズのものを推奨。
防寒具朝夕と日中の寒暖差にご注意。
薄いシェルなど、前ジッパーで素早く脱着できると楽。
下着や中間着普段使いのもの。詳しくはこちら
履き慣れた靴スニーカーでOK。ただ靴底が摩耗していないこと。
前日が雨天だととても滑りやすいです。
滑らない靴底が可能性を広げます。
タオルやハンディタオル万能選手。
飲み物最低500MLペットボトル1本以上
ポットに熱い飲み物を入れてくるのも最高。
昼食にカップ麺など食べる人はその分も忘れずに。
昼食サンドウィッチやおにぎりなどなんでも!
軽食(行動食)ビスケットなど食べやすいもの。詳しくはこちら
レジャーシートあれば便利。
サングラス晴れていたらオトナはあると便利かも。
日焼け止めなど紫外線対策も併せて。
地図プリントは→ こちら
当日主催者がコピーを用意します。
ただ、自分でプリントしてみる経験は大切。
方位磁石(コンパス)コンパスつき時計や100円ショップのコンパスでもOK。
スマホアプリのデジタルコンパスでもOK。
ヘッドライト
または防水の懐中電灯と予備電池
両手があくヘッドライトがよい。
→片手がふさがるのが短所。
スマホ用予備バッテリー絶対に忘れない習慣をつけたい。
ピンチのときに真価を発揮します。
マッチまたはライター
折りたたみナイフなにかと便利。詳しくはこちら
子どもがもつかどうかは親御さん判断。
主 催:NPO法人地球野外塾 03-3785-4617